2016年12月21日(水)
スクウェア・エニックスより配信中のiOS/Android用アプリ『アカシックリコード』。本作に出演する声優陣にインタビューする連載企画の第2弾。その第1回をお届けします。
『アカシックリコード』は、紙魚(シミ)によって侵された“書籍の世界”を取り戻すため、悪魔と契約した創造者“クリエイター”たちの戦いを描いたRPG。花江夏樹さん、石川界人さん、杉田智和さん、花澤香菜さんら人気声優が多数出演していることでも話題となっています。
現在は、クリスマス限定のピックアップ召喚やソロキャラクエスト、ログインボーナスキャンペーンが実施中。クリスマス衣装を身にまとったライラや金角、銀角などがゲーム内に登場しています。詳細はニュース記事を参照してください。
また、12月22日21時からは公式ニコ生“アカシックリコード公式生放送~クリスマス直前スペシャル~”が配信予定。加隈亜衣さん(ライラ役)、大野柚布子さん(アリステッド役 他)、スクウェア・エニックス 椎名崇徳プロデューサーが出演します。
電撃Appでは、本作で主要キャラクターを演じる声優陣にインタビューをする連載企画を展開。今年10月~11月に行った第1弾では、16名にお話を伺いました。第2弾の今回は、10名にインタビューを敢行! 第1回は、佐倉綾音さんと早見沙織さんのおふたりです。
なお、佐倉さん&早見さんの直筆サイン色紙を、電撃Appの読者にプレゼント! 各インタビューの最後にある応募フォームより奮ってご応募ください。
“金狐星精”金角
声優:佐倉綾音/絵:empew
ジャンル:SF/作品:西遊記
――収録はいかがでしたか?
作品の第一印象は、「これまでにあるようでなかった設定だな」です。物語や童話をモチーフにした擬人化作品はあると思うんですけど、ジャンルという分け方があって、そのジャンルごとにキャラクターの個性が違うという描き方は新鮮でしたし、惹かれるものがありました。
私は2つのジャンルのキャラクターを演じたのですが、改めて、ライトノベルのキャラクターは特徴的だなと感じました。私の印象になるのですが、お芝居をする上で感覚的にはとてもわかりやすいようで、理屈とか感情で考えるのが難しいヒロインたちが多いんです(笑)。今回「ライトノベルのキャラクターです!」という看板を背負って演じることになって、演じ分けの部分でその難しさを感じました。
――『アカシックリコード』に召喚したいキャラクターは?
ファンタジー感にあふれた作品なのですが、そこにあえて、純文学に登場するような頑固オヤジやワイルド系のおじさんを出してほしいです!(笑) 現代ではツンデレと呼ばれている存在が、純文学の中では頑固オヤジとして数十年前から登場しているんですよ。キャラクターとしてはとても大好きなので、ぜひ『アカシックリコード』にもツンデレオヤジを登場させてほしいですね。
――イチオシの本や、本や物語に関するエピソードを教えてください!
ずっと向田邦子さんの作品が好きで、オススメを聞かれたら向田邦子さんの本をあげています。ただエッセイなので、読む人の生い立ちによって感情移入できるかどうか、楽しめるかどうかが分かれる作品かもしれません。
小さいころに読んで印象に残っているのは、『きつねのでんわボックス』という絵本です。絵はかわいいんですけど悲しい内容で……。この絵本に出会ってから、キツネやオオカミが大好きになりました。
――『アカシックリコード』をまだプレイしたことがない方へメッセージを。
『アカシックリコード』は、すぐに皆さんになじんでもらえるような、そして新しい物も見つけていただけるような作品になっています。私はタイトルに厨二心がくすぐられて、いまとてもワクワクしています(笑)。きっと皆さんの厨二心もくすぐってくれると思いますので、そのワクワクする気持ちをプレイする意欲に変えていただけたらうれしいです!
“銀狐星精”銀角
声優:早見沙織/絵:empew
ジャンル:SF/作品:西遊記
――収録はいかがでしたか?
私は3キャラクターを演じさせていただいたんですけど、最初に収録した銀角はギャグ要素をいちばん盛り込んだキャラクターになりました(笑)。大人しめで、おどおどしているところがあって、でもどこか憎めないようなかわいらしさがある女の子です。
ファンタジージャンルのジュリエットは、今はまだ隠されている物語や設定をお聞きして、元々私の中にあったジュリエットのイメージから少し形を変えて演じさせていただきました。もう1人のホラーのジュリエットも、これまでに出会ったことがないようなまったく新しいジュリエットになっています! どの子も、プレイしていただく方にどんなふうに楽しんでいただけるのかなあと想像しながら収録しました。
――『アカシックリコード』に召喚したいキャラクターは?
『オズの魔法使い』に登場する、木こりや動物たちを召喚したいです! ジャンルを選ぶとしたら、定番どころだとファンタジーでしょうか。でも、『アカシックリコード』は元々の設定を振りきってキャラクターを登場させることができるので、ホラーやミステリージャンルのキャラクターとして召喚できたらおもしろそうですね。
――イチオシの本や、本や物語に関するエピソードを教えてください!
小さいときに読んだ絵本の中でいちばん衝撃的だったのは『にゅーっ するするする』という絵本です。とてもシュールで……一度読んだらトラウマになって絶対に忘れないと思います。地面から手が出てきて、地上のありとあらゆるものを引きずり込んでいくんですけど、子どもの自分にとっては衝撃的で、すっごく怖い内容でした。他にも好きな絵本はいろいろありましたが、これは好きと言うより忘れられない1冊です(笑)。
――『アカシックリコード』をまだプレイしたことがない方へメッセージを。
『アカシックリコード』は、私自身、出会ったことがないような作品です。きっと遊び方も1通りではなくて、自分の好みに沿った遊び方ができると思います。
好きなジャンルを見つけてもいいですし、キャラクターの物語を読み進めていただいたり、バトルをやり込んでいただいたり。好きなプレイの仕方を見つけていただいて、楽しくやり込んでいただければと思います。楽しんでください!
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